atmの脳内

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1期7羽のジグソーパズル

この話では主なジグソーパズルが2つ出てきます。
チノちゃんが毎日少しずつ進めていたパズルとココアちゃんが買ってきた8000ピースのパズルですね。

前者はチノちゃんがお手洗いに行っている間にココアちゃんがほぼ完成させてしまう訳ですが、この攻略速度はどうなんでしょうか。

このパズルは縦14横20の計280ピースです。
チノがお手洗いに行く前にはまっているピースの数は149ピース。つまり、残りは131ピース。そして、1ピースはこの時点では無いのでココアがはめたピースの数は130です。
お手洗いの所要時間ですが、まあ長く見積もって5分としましょう。

というわけで、5分で130ピースをはめた事になります。

また難易度や力量にもよりますが、ジグソーパズルの所要時間の目安として100ピースなら約1時間、300ピースなら約2時間半くらい掛かるそうです。今回は大体300ピースですが、半分完成してるので100ピースで考えます。
単純計算で1ピース辺り36秒ですね。

それに対してココアは2.3秒に1ピースはめている事になります。

速くね?

絵柄を見てもこのパズルが極端に簡単という訳でもありません。色分けする時間も無いと思うので、正確な目利きが求められます。
お手洗いのついでに歯磨きやら何やらをして所要時間が10分だとしても、1ピースあたり4.6秒…

人間離れしているのは反応速度だけではありませんでした。


後者の8000ピースですが、途中「ラストスパート」と言っているため、一晩で完成させたと仮定します。実際作中でもほぼ完成してる場面があります。所要時間は「千夜とシャロがいつ来たか」、「パンケーキ休憩」やらを細かく設定するのが面倒なので、長く見積もって5人で6時間とします。休憩時間等を除いてこれなので、本当に長く見積もってます。
5人6時間なので、単純に30時間で8000ピースはめればよい事になります。

無理では?

確かに1ピース辺り13.5秒と、先のココアより随分と余裕があるように思えます。
しかし、あれは280ピース。対してこちらは8000ピース。難易度が桁違いです。
ちなみに3000ピースのパズルの所要時間は40時間〜100時間ほど掛かるそうです。難易度は単純計算出来ませんが、3倍の時間が掛かるとして120〜300時間。恐ろしいですね。

完成した絵を見ると、中央にうさぎが居て芝生が広がっています。この芝生が問題で、1つ1つグラデーションが違う物が数千ピースあると考えると恐ろしいですね。
しかも最初2人が来た時点で色分けせずにピースをはめていってる模様。縛りプレイの域ですね。

普通の(?)JCJK5人で8000ピースを6時間で解くにはどうすればいいのでしょうか。

正攻法で挑むならまず色分けしつつ角、端のピースを見つけてはめる。次にグラデごとの輪郭を…と思いましたが、この草がとにかくキツい。下手したらウユニ塩湖のパズルより難しく見えますが…。
そもそも色分けの時点で6時間が経過してもおかしくありません。

ならばどう攻略するか。もう運でジグソーパズルをやっているとしか考えられません。
確かに運任せなら適当にピースを掴んで偶然はまるのを繰り返せば色分けする必要は無いし、グラデーションの難易度も関係ないですが…。

千夜ちゃんが1ピースもはめられず落ち込んでいますが、それが普通でしょう。ぽんぽこはめられる方が異常です。でも途中から他のメンバーと変わらない速さではめています。戦いの中で成長するってやつですね。

リゼちゃんが数千ピースあるにも関わらず尋常でない程器用にハートマークを作っていますが、色々仕込まれているらしいのでそれで説明がつきます。よかった。



宇宙飛行士選抜試験に300ピースのホワイトパズルが出題された事があるそうです。宇宙兄弟にも出た有名な真っ白パズルですね。ちなみに作中では180ピースで制限時間3時間でした。
正攻法でもローラー作戦でもなく運で解いてるこの娘たちなら余裕かもしれません。

結論:結局5人とも人間じゃない。